2009年7月5日日曜日

限りない細分化から、統合化へ

何かについて調べようとした場合、大抵、調査は、より細かいところへ入っていきがちである。

何かを本格的に研究をしようとしている人など、余計にそうかもしれない。

学問のフィールドで、未知の分野を開拓しようしても、大抵、先駆者がいたりする。自分の独自性を打ち出すためには、差をだすことが必要だろうが、瑣末的傾向は強くなりがちだと思う。

精度をあげるためかどうか、統計的手法を駆使して、有意性があるかを検証し、仮説との整合性を考察し、研究の成果としている、というのはよくみかける。

しかし、そのようにして得られた結果群から、どのようなことが語れるのか、という“総合化”、“統合化”については、正直、ロジックの組み方自体がいい加減で、アバウトじゃないの?、と思えることが多い。

KJ法は、そこらあたりを改善するのに役立つ。