2009年6月10日水曜日
統合的学習
NHKのアジアンスマイルという番組があり「20歳の挑戦」シリーズというのが始まった。
その第一回目はモンゴル。
20才の若者が校長を務めている学校。
一つの授業で複数の科目を教える“統合教育”と呼ばれる手法で成果を挙げているという。
以下、インターネットの番組紹介からの引用
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モンゴルの首都ウランバートルで、今年20歳になる青年が校長を務める私立学校が大きな話題を集めている。
校長の名はエンフタイバン・エンフプレブさん。彼の経営するエレクトロン・ボーイ学校では、複数の科目を一つの授業に盛り込む統合教育といわれる革新的な教育法が行われ、勉強が遅れている生徒たちの成績を飛躍的に向上させている。
例えば小学生の授業では手作りの絵本をベースに、国語、算数、理科、社会を同時に教え、生徒に興味を抱かせて学習意欲を引き出している。
プライベートでは若者らしい笑顔を見せる青年が、校長として自分より一回りも二回りも年上の大人たちと同等に渡り歩く。
自宅での個別指導、草原での校外学習などを通して、教育に情熱を燃やす20歳の校長の姿を追う。
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引用終了
色々な科目を統合できると成果があがる、というのは確かにその通りだと思う。
私も以前、中小企業診断士という経営コンサルティング的資格を勉強していた際、全部で8科目あり、それらは別々の授業で教えられ、テストも当然、別々に受けるのだが、先生は、全部の科目を関連付け、一つに統合して理解するようにと、アドバイスしてくれた。
「全部の科目を統合する」という授業はなかったので、自分なりに工夫して統合した。一次試験、二次試験ともストレートで合格できたので、成果としては上々と云えるのではないか。(運もあったと思う)
“統合的学習”指導というのは、もっと広がって良い、と思う。